当院で治療した歯並びの治療例

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矯正の治療例

上顎前突

上顎前突 - 抜歯 -

大人の上顎前突(出っ歯)の患者さんです。歯が収まる上顎の骨が狭く(小さく)、逆に歯のサイズが大きいため、顎の骨から歯がはみ出していました。下の歯も同様に、顎の大きさと歯の大きさにアンバランスがあるため、デコボコした歯並びでした。
成人のため、土台となる顎の骨の成長はありませんので、中間の歯を抜歯して治療していきました。

詳しい治療内容

前から数えて4番目の歯(×印)を
抜歯して治療を開始。

抜歯をした場所(黄色の部分)へ前歯を
徐々に動かし引っ込めていきます。

だんだん前歯が引っ込んできました

前歯が全て引っ込み、きれいなアーチに
なりました

治療終了。おめでとうございます!

主訴 上の前歯が出ている。上の歯茎が目立つ。下の前歯がデコボコ。口が閉じにくい。
症状 上顎前突、前歯部叢生(でこぼこ)、口唇の閉鎖不全。ガミースマイル。
治療内容 上下左右の第一小臼歯を抜歯。マルチブラケット装置を用いて動的治療を行った。その後、上下に取り外しができる保定装置を用いて約2年6か月保定観察を行った(半年に一度の来院)。
年齢 26歳 女性
装置 歯の表側にマルチブラケット装置
上顎内側にトランスパラタルアーチ
抜歯部位 上下左右第一小臼歯を抜歯
動的治療期間と
通院回数
2年9ヶ月  35回
治療費 105万円(税込)
*初診料・精密検査料・矯正料・処置料等を含む
リスク・副作用 前歯を引っ込めたり歯のデコボコを治すため、歯の移動量が多いので治療期間が長くなる。歯根吸収の恐れがある。

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全体的な矯正治療の標準的な
治療費、治療期間、通院回数

治療費(税込) 90万~110万(税込)
*初診料・精密検査料・矯正料・処置料等を含む
治療期間 2年6か月~3年
通院回数 32~38回
*矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。
*矯正歯科治療についても、一般的なリスクと副作用が伴います。治療を受けられる方は事前にご一読下さい。
一般的なリスクと副作用について

矯正歯科装置を付けた後しばらくは違和感、不快感、痛みなどが生じることがありますが、一般的には数日間~1、2週間で慣れてきます。

歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する可能性があります。

矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。

治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。

歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。

ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。

ごくまれに歯を動かすことで歯の神経が障害を受けて壊死することがあります。

矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。

治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。

様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。

歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。

矯正装置を誤飲する可能性があります。

装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。

装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。

装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。

あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。

治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。

矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。


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